持続化補助金 第 20 回でホームページを作る手順|受付 11/5〜12/15、秋田の小さな会社向け
「補助金でホームページを作りたい」というご相談が、秋になると増えます。小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)の第 20 回は、申請の受付が 2026 年 11 月 5 日から 12 月 15 日まで。商工会に出してもらう書類(様式 4)の締切は 12 月 4 日です。
結論から言うと、第 20 回でホームページを作るなら、10 月中に商工会へ相談して見積書をそろえるのが安全です。もう 1 つ大事なのは、第 20 回から「ホームページだけ」では申請できなくなったこと。チラシや看板など、ほかの取り組みと組み合わせる必要があります。
この記事では、第 20 回の要点、ホームページの扱い、申請までの手順、見積書で押さえること、秋田の相談窓口をまとめます。制度の全体像はホームページは補助金で作れる?に書いているので、初めての方はそちらを先にどうぞ。
※ 2026 年 10 月時点で公開されている公募要領と解説をもとに書いています。公募要領は改訂されることがあるので、申請の前に最新版と商工会の案内で確認してください。
第 20 回の要点
| 項目 | 第 20 回(一般型・通常枠) |
|---|---|
| 申請の受付 | 2026 年 11 月 5 日(木)〜 12 月 15 日(火)17 時 |
| 様式 4(事業支援計画書)の発行 | 商工会・商工会議所で、12 月 4 日(金)まで |
| 補助の上限 | 50 万円。インボイス特例・賃上げ特例に当てはまると上乗せあり |
| 補助率 | 3 分の 2(賃上げ特例の赤字事業者は 4 分の 3) |
| ウェブサイト関連費 | 税込 30 万円まで。この費用だけでは申請できない |
| 相見積 | 発注の合計が税込 50 万円を超えるときは 2 社以上から(第 19 回までは 100 万円超) |
| 採択の発表 | 2027 年 3 月ごろの予定 |
採択率は、第 17 回が 51.1%、第 18 回が 48.1%、第 19 回が 47.2% と、ここ 3 回はおよそ半分です。出せば通る制度ではないので、「補助金がなくても進める計画」を前提に、通ったら負担が軽くなる、という順番で考えるのが安心です。
ホームページはどう扱われるか

ホームページの制作費は「ウェブサイト関連費」という区分に入ります。第 20 回では、この区分に 2 つのルールがあります。
- 上限は税込 30 万円。制作費が 40 万円でも、ウェブサイト関連費として計上できるのは 30 万円まで
- ウェブサイト関連費だけの申請はできない。チラシ・看板・のぼりなどの広報費、設備や備品の購入など、ほかの経費と組み合わせる
つまり「ホームページを作るついでにチラシも」ではなく、「お客さんを増やす取り組みの一部としてホームページを作る」という組み立てになります。たとえば、新しいメニューのチラシを作って配り、チラシから来た人が見るホームページを整える、という形です。
ウェブサイト関連費には、ホームページの制作のほか、ネット広告、動画の制作、予約システムの導入なども含まれます。どれが当てはまるかは商工会で確認できます。
スケジュール:10 月から翌年の入金まで

申請から入金までは、半年以上かかります。流れはこうです。
- 10 月:商工会・商工会議所に相談。取り組みの内容を決め、見積書を集める
- 11 月 5 日:申請の受付が始まる。電子申請なので、GビズID(プライム)を先に取っておく
- 12 月 4 日:様式 4 の発行締切。商工会が計画書を確認して発行する書類で、これがないと申請できない
- 12 月 15 日 17 時:申請の締切
- 2027 年 3 月ごろ:採択の発表。採択されたら交付決定の手続き
- 交付決定の後:発注・制作・支払い。終わったら実績報告を出し、確認がとれてから補助金が振り込まれる
交付が決まる前に発注・契約した費用は対象になりません。「先に作っておいて、あとで申請」はできないので、制作を始めるのは交付決定の通知が届いてからです。制作期間を考えると、公開は 2027 年の春から夏ごろになります。
申請までの 6 ステップ
1. 商工会・商工会議所に相談する
秋田市・横手市・大仙市などは商工会議所、それ以外の市町村は各地域の商工会が窓口です(八郎潟町なら八郎潟町商工会)。会員でなくても相談できますが、様式 4 の発行には計画書の確認が必要なので、早めに顔を出しておくと進みが速くなります。
2. 「誰に、何を、どう届けるか」を決める
補助金の目的は販路開拓、つまりお客さんを増やすことです。「ホームページが古いから作り直したい」ではなく、「○○に困っている△△の人に、□□を知ってもらうためにホームページとチラシを作る」まで決めると、計画書も見積書も書きやすくなります。
3. 見積書を集める
ホームページの見積書と、組み合わせる取り組み(チラシ、看板など)の見積書をそれぞれ用意します。発注の合計が税込 50 万円を超えるときは、2 社以上の相見積が必要です。
4. GビズID を取る
申請は電子申請です。GビズID(プライム)の取得には日数がかかることがあるので、相談と並行して先に申し込んでおきます。
5. 計画書を書いて、様式 4 を発行してもらう
経営計画書と補助事業計画書を書き、商工会に見てもらって様式 4 を発行してもらいます。12 月 4 日が締切です。
6. 申請する
12 月 15 日 17 時までに電子申請で提出します。締切の直前はシステムが混むので、数日前には出しておくと安心です。
見積書で押さえる 4 つのこと
- 内訳を分ける:「ホームページ一式」ではなく、設計・デザイン・構築・原稿作成などに分けて書いてもらう
- ウェブサイト関連費を分けて出す:ホームページの費用と、チラシなどの費用は別の見積書に。同じ会社に頼む場合も区分を分ける
- 対象になる費用かを確認する:サーバーやドメインの年間費用、公開後の保守料は対象外になることが多い
- 日付と有効期限:見積書の日付が申請の前であること、交付決定までに期限が切れないこと
見積書の内訳と効果のつながりは、秋田でホームページを作る費用の目安に書いた「見積もりの金額が変わる 5 つのポイント」がそのまま使えます。
通りやすい計画書にするために
審査の基準は公開されていませんが、商工会の担当者や採択された事業者の話に共通しているのは次の 3 点です。
- 現状の課題が具体的:「問い合わせが月 1 件」「新規のお客さんが減った」など、数字や事実で書く
- 取り組みと効果がつながっている:チラシを 2,000 枚配って、ホームページに○人が来て、問い合わせが月△件になる、という流れが読める
- 地域や自社の強みに触れている:どこで、誰に、なぜ自分の店が選ばれるのか
ホームページは「作ること」が目的ではなく、チラシや口コミで知った人が確認しに来る場所です。計画書では、ホームページをどう使って問い合わせにつなげるかまで書くと、取り組み全体の説得力が上がります。
秋田で相談できる窓口
- 各地域の商工会・商工会議所:様式 4 の発行元。計画書の書き方も相談できる
- 秋田県よろず支援拠点:経営の相談を無料で受け付けている。補助金の使い方や計画の相談に
- 制作者:見積書の作成と、ホームページの内容の設計。補助金の書類に合わせた見積書を出せるか聞いておく
SUMORE でできること
SUMORE(スモア)では、補助金の申請に合わせて次の対応をしています。
- 見積書を 3 営業日以内にお出しします(内訳つき、ウェブサイト関連費を分けた形)
- ホームページと Googleマップ、LINE 公式アカウントをまとめて 1 社で。印刷物が必要な場合は、連携している印刷会社をご紹介します
- 交付決定後の制作は、相談から公開までおよそ 2 か月。実績報告に必要な書類(納品書・請求書・公開したページの記録)もそろえます
料金の目安は料金のページに載せています。ご相談とお見積りは無料です。
まとめ
- 第 20 回の受付は 11 月 5 日〜12 月 15 日。様式 4 の締切は 12 月 4 日なので、10 月中に商工会へ
- ホームページだけでは申請できない。ウェブサイト関連費は税込 30 万円まで。チラシなどと組み合わせる
- 交付決定の前に発注した費用は対象外。制作は採択後、公開は 2027 年の春以降
- 採択率はおよそ半分。補助金がなくても進める計画を前提に
「うちの場合は何と組み合わせればいい?」「見積書はどう書いてもらえばいい?」という段階からご相談いただけます。お問い合わせ・無料相談から、または LINE でどうぞ。